尾平~祖母山
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ここから見る山並は、九州の山とは思えないほど荒々しい。右側の一番高い山が祖母山のようだ。
7:48こんなパイプの橋を渡り、その後は樹林帯歩きが続く。8:14川上渓谷展望所を過ぎ、9:48やっと天狗の水場に到着。たっぷり給水する。
9:58水場のすぐ上にある天狗の岩屋に到着。ちょっと狭いが、雨はしのげそうだ。10:23黒金尾根を登ってきたらガスが出てきた。
10:24天狗ノ分れに到着。黒金尾根を登り切ったようだ。噂では厳しい尾根だと聞いていたが、なんだか拍子抜け。大したことなかった。ここから祖母山に向かうと、11:24ハシゴが出てきた。11:27またハシゴ。なるほど、少しばかりハードかな。でも危険ではない。
途中、道がよくわからないところがあったが、11:40祖母山の山頂に到着。ガスで眺望は全くなし。残念。
11:53下山開始。ここから宮原コースの方に進むと、12:05すぐに山小屋が現れる。一応水場がある。
12:23痩せ尾根を通るが、さほど危険ではない。13:42林道との分岐に到着。林道は通らず、直接尾平に向かう。14:23黄色いつり橋を渡り、14:30尾平登山口に戻ってきた。ガスで眺望がなかったのが残念だが、まあまあ登り甲斐のある山でした。
車で戻る途中、東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝に寄ってみた。道の駅原尻の滝に車を停めて歩くと、何やら人影が。いや、案山子だ。案山子コンテストなるものが開かれていて、いろんな案山子が展示してある。面白い。
さてこれが原尻の滝。確かにナイアガラの滝のようだ。
なかなか立派な施設。あいにく小雨が降りだしたが、青色をした露天風呂にも入って満足。帰りに、靴箱のロッカーの百円が戻らなくなったので、フロントのおじさんに言った。そしたら、ちょっと困った様子だったが、バンバンと叩いたら百円が戻った。「なるほど、そうするんですね」と冗談を言いながら、少し話をした。祖母山に登ったと言ったら、「北谷から?尾平から?」と聞かれた。祖母山に登ったというと、どこから登ったか必ず聞かれるという噂は本当だった。そこで、自信をもって「尾平から」と言うと、納得した表情で「きつかったでしょう」と言われた。ああ良かった、尾平から登って。そのおじさんは、穂高の山岳救助隊に勤めていたけど、リタイアしてここにいるという。なんだ、プロじゃないですか。
そして、こはく食堂へ。おばさんからは、「遅かったじゃない。もう来ないのかと思ったわよ」と言われ、「いや~、温泉に入ってたもので」と言い訳。ここのメニューは、お好みでおかずを二品選ぶ定食で1200円。ものによっては+100円になるが、リーズナブルなお値段。そこで、厚切り豚の昭和のしょうが焼きと、有頭エビフライを選んだ(1300円)。エビフライは冷凍だけど、美味しかったです。何より、おばさんが親切にしてくれたのが嬉しかった。「今度は泊まりに来てね」と言われちゃったけど ^^; 今晩は、長者原の駐車場で車中泊です。
■コースタイム:7時間20分
尾平~170天狗ノ分れ~80祖母山~(宮原)~120二合目~70尾平
■実際:6時間47分 ※小休止含む
尾平~174天狗ノ分れ~76祖母山~(宮原)~109二合目~48尾平